八戸自由大学

 
 演題  『鮫の岬とは、どこ?』
 
 
 講師  堀 徳郎氏
 
 講師略歴  昭和8年東京生まれ。東京教育大学(現筑波大学)文学部卒業。青森県立八戸高校教諭を経て青森県教育委員会指導主事、以降、八戸高校教頭、八戸東高校校長、八戸高校校長を歴任。平成5年定年退職後、専門学校アレック情報ビジネス学院校長(平成13年まで)
 
講座より抜粋
 
蕪島から種差海岸に至る途中、鮫角(さめかく)、葦毛崎(あしげざき)という地名がある。この二か所は突端部の地名である。『明治陸軍地図』や『広辞苑』では「鮫角(さめかく)「鮫岬」「鮫崎」といった呼び名もみられるが、その対象が地区全体か突端かは判然としない。古い書物を調べてみると1644年(正保元年)に作成された『南部藩国絵図』では、一帯を指した名称として「鮫ケ崎」が使われている。これにならい、鮫の小さな半島に「鮫ケ崎」と地名を復活させてはどうか。鮫ケ崎を三陸復興国立公園の北端のランドマークとして全国に発信できれば面白い。地名を考えることは、われわれが住む地域の歴史を振り返ることにもなる。